痛風の原因と食事療法について

痛風という病気は成人病の一種で特に男性に多い病気です。発症年齢は早ければ20代からでも乱れた食生活などを送っていると発症する可能性があります。痛風が実際に発症する前には血中の尿酸値が高い状態が長く続く高尿酸血症が起きるのですがそれを放置していると突然足の指の付け根が腫れを引き起こし強い痛みを感じて歩行困難になってしまう痛風に移行するのです。

痛風の食事療法は、薬の服用とともに症状を軽減させるためにもっとも大切な治療法の一つです。食事療法の要はプリン体を多く含む食品の摂取を控えることに尽きます。なぜプリン体が痛風に良くないかというのは、プリン体を多く含む食品を摂取すると、その食品が体内で分解されて尿酸となってしまうからです。

プリン体は肉や野菜など多くの食品にも含まれているものですが、特に牛肉、豚肉、鶏肉各種のレバーや白子、ウニ、あん肝といったものにプリン体は非常に多く含有されていますのでこれらは一切摂取しないほうが無難です。また普通の肉にもプリン体が多めに含まれているのですが1日に120〜150グラムあたりに制限すると痛風発作につながるリスクは低いようです。野菜のプリン体に関しては、いくら大量に摂取しても痛風発作につながらないという研究結果も出ているので野菜はどんどん摂取するように努めましょう。

さらにお酒はプリン体が多い飲料として知られていますが、なかでもビールのプリン体は特に多いので、どうしても飲みたい場合にはグラス1杯ぐらいに止めておくほうが無難でしょう。

このように、痛風は日頃の食生活を改善することによって発作を抑えて上手にコントロールすることが可能なので野菜や植物性タンパク質を中心に、バランスのとれた食生活を送ることを心がけましょう。